アウトドアウェアの名作として知られる Sierra Designs 8001。
1968年に誕生した60/40クロスのマウンテンパーカーは、今なおヴィンテージ市場で高い人気を誇ります。
今回は、私が所有している USA製 Sierra Designs 8001 を実物写真付きで詳しくレビューします。
基本スペック
- ブランド:Sierra Designs
- モデル:8001
- 素材:60/40クロス(コットン60%・ナイロン40%)
- サイズ:USA XS / JPN S
- 製造国:MADE IN U.S.A.
実物写真で見るディテール
フロントビュー:

バックビュー:

ポケット・ボタン・ジッパー:

ブランドタグ・サイズ表記:

タグの説明文(英語・日本語):

着用感とサイズ感
身長175cm・体重65kgで着用すると、XSサイズでもインナーにスウェット1枚は余裕で着込めるサイズ感です。ラグランスリーブで肩周りの動きもスムーズ。フードはヘルメットの上からも被れる設計で、アウトドアにも街着にも対応可能です。
60/40クロスの魅力
- 撥水性と通気性のバランスが絶妙
- 経年変化で味が出る
- ナイロンよりも柔らかく、コットンよりも強い
60/40クロスはゴアテックス以前の革新的防水素材だった
60/40クロス(ロクヨンクロス)は、1960年代に登場した「コットン60% × ナイロン40%」の混紡素材で、当時としては非常に革新的な防水素材でした。
ゴアテックスが登場する以前の防水ウェアは、
• オイルドクロス
• ゴム引き(ラバーコーティング)
• ナイロン100%の撥水頼り
といった方法が主流で、防水性・通気性・軽さを同時に満たす素材は存在しませんでした。
60/40クロスは、
• コットンが水を吸って膨張し、目が詰まることで防水性を発揮
• ナイロンが撥水性と耐久性を補う
• 通気性があり蒸れにくい
• 自然な風合いと経年変化が楽しめる
という特徴を持ち、当時のアウトドアウェアとしては画期的な性能を実現しました。
Sierra Designsが1968年にこの素材をマウンテンパーカーに採用したことで一気に広まり、現代のアウトドアシェルジャケットの原型を作った素材とも言われています。
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独断総評 購入の前に
「アウトドアとタウンユースの両方に使える」
「ヴィンテージとしての価値が高い」
「60/40クロスの魅力が詰まっている」
最大の特徴である「60/40クロス」は、長年着込むことでコットン特有の毛羽立ちとアタリが生まれ、唯一無二のヴィンテージ感に育ちます。
雨の日に生地が膨張して防水性が増すギミックが男心をくすぐります。
また、USA製は縫製が武骨で、多少雑に扱ってもビクともしない圧倒的な安心感があります。
一方で、現代のハイテク素材と比較すると「不便さ」が目立ちます。
中途半端な機能性: ゴアテックスのような完全防水ではないため、大雨では普通に浸水します。また、透湿性も最新素材には劣り、激しく動くと内部が蒸れます。
重さと硬さ: 昨今の軽量シェルに比べると重く、さらにドローコードのレザー(豚革)の色移りが白いシャツに発生することがある点は要注意です。
サイズ感: 袖が長く身幅が広いため、ジャストで着ないと「着られている感」が強く出ます。
総評として、「軽くて高機能」を求めるなら最新のアウトドアウェアを選ぶべきです。
しかし、「経年変化を楽しみ、一生モノとして育てたい」というロマン派にとっては、これに代わる選択肢は存在しません。



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