収納庫の隅で見つけた出刃包丁と小出刃包丁
忘れられた期間の間にすっかり錆が浮いています。
30年以上前に祖父が使っていたとのことで、何とか使える状態にできないかと頑張って錆を落としてみることにしました。
サンポールを使って出刃包丁の錆落し
まずはサンポールの原液に浸します。
全体が浸かる程度注ぐと勿体無いので、片面が浸かる程度入れ何度かひっくり返しながら、たまに使い古しの歯ブラシで磨きながら錆を除去したいと思います。
(※サンポールの強い酸性から身を守るためにゴム手袋、できればゴーグル着用を)
サンポールに浸けている最中も空気に触れている部分は錆が浮いてきます。
ある程度錆を取り除けたら、表面のサンポールの酸性を洗い流して錆の進行を止める必要があります。
サンポールの酸性を中和させるために、アルカリ性のマジックリンを使って洗い流しました。
今回錆による腐食が酷く、サンポールだけでは完全に取り除くことができていません。
腐食の隙間に残る錆と黒ずみを取り除くために一晩浸け置きをすることにしました。
用意するのはステンレス製の容器、アルミホイル、重曹
ステンレス製の容器にアルミホイルを敷き
沸騰させた熱湯に大さじ2、3杯程度の重曹を溶かし、包丁が浸かる程度注ぎ入れ一晩浸け置きします。
浸け置き後に磨きをかけ仕上げに入りたいと思います。
ピカール金属みがきを使用しましたが、歯磨き粉やクレンザーなどで代用できます。
ボンスター(スチールウール)はダイソーなどで安価に手に入れることが可能です。
最終仕上げに使い古した布にピカールなどをなじませ磨きます。
綺麗に食器洗い洗剤でピカールを取り除き終了です。
残念ながら腐食箇所の凹凸は残りましたが、まだまだ現役で活躍してくれそうです。
使用前に砥石で研ぎたいと思います。
保管時の錆を防ぐために
少量の食用油を両面に薄く丁寧に塗り新聞紙で包んで保管します。
食用油が空気を遮断し、新聞紙が湿気を防いでくれます。
酸の強力な洗浄力と除菌効果。新配合のマイナスイオンの相乗効果で2倍の速さで汚れ落とし。
換気扇やガスレンジなどの、台所まわりのしつこい油汚れを浮かせて分解。
金属の汚れを取り、キレイに磨きあげる研磨剤入りの金属用洗剤です。真ちゅう、銅、ステンレス、アルミ、錫、鉄などの金属や、プラスチック類に使用可能。
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