【アウトドアブランド辞典】GREGORY(グレゴリー)|「背負う」から「着る」へ

GREGORY(グレゴリー)|「背負う」から「着る」へ アウトドアブランド辞典
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GREGORY(グレゴリー)

項目
詳細
設立
1977年
創業者
ウェイン・グレゴリー(Wayne Gregory)
アメリカ合衆国
本社
ユタ州ソルトレイクシティ(Salt Lake City, UT, USA)
コンセプト
「Don’t Carry It, Wear It.(背負うのではなく、着る)」
「最高品質のバックパックで最高のアウトドア体験を提供する」

GREGORY(グレゴリー)|「背負う」から「着る」へ

ブランドストーリー:バックパックのフィット感を追求した天才

GREGORY(グレゴリー)は、バックパックデザイナーのウェイン・グレゴリーによって1977年にカリフォルニア州サンディエゴで設立されました彼は、わずか14歳で最初のバックパックをデザインしたという、生粋のパック職人です。
グレゴリーの創業の根底にあるのは、バックパックは靴と同じで、体にフィットしなければ意味がないという信念です。当時のバックパックは、荷物を運ぶための「箱」のようなもので、体の動きに追従する設計ではありませんでした。
GREGORY(グレゴリー)|「背負う」から「着る」へ

革新的なコンセプト:「背負う」から「着る」へ

グレゴリーは、この常識を覆す「Don’t Carry It, Wear It.(背負うのではなく、着る)」というコンセプトを掲げました。
彼の革新は、主に以下の点に集約されます。
1.内部フレームの採用と進化: 当時主流だった外部フレームパックの限界を超え、内部フレームパックの可能性を追求しました。
これにより、パックが体の動きに密着し、一体感のある背負い心地を実現しました。
2.サイズ展開と調整機能: バックパックをアパレル製品のように、S・M・Lのサイズ展開にし、さらに背面長やウエストベルトの角度を調整できる機能を搭載しました。
これにより、ユーザー一人ひとりの体型に合わせた完璧なフィット感を提供しました。
3.ダイナミックな動きへの追従: 荷物の重さや体の動きに合わせて、パックが柔軟に動くような設計(レスポンスA3サスペンションなど)を開発し、長時間の行動でも疲労を軽減しました。
GREGORY(グレゴリー)|「背負う」から「着る」へ

象徴的な製品と影響力

グレゴリーの製品は、その卓越したフィット感と耐久性から、世界中の登山家やハイカーから絶大な信頼を得ています。
バルトロ(BALTORO)/ ディバ(DEVA): グレゴリーの代名詞とも言える大型バックパック。
その究極の背負い心地は、数々の賞を受賞しています。
デイパック(DAY PACK): 創業当初から続くクラシックなデザインで、耐久性の高い素材と使いやすい構造から、タウンユースとしても世界中で愛されています。
グレゴリーは、バックパックを単なる荷物入れから、「身体の一部」へと進化させた、アウトドア業界における真のパイオニアです。

独断総評:購入の前に

グレゴリーのバックパックを数年にわたりハイキングや縦走で使うと、「背負い心地の良さと耐久性」が他ブランドと一線を画すと実感します。
独自のサスペンションシステムは荷重を腰で受け止めてくれ、重荷でも肩や背中の疲労が軽く、長距離トレイルでも安心感があります。
ポケット配置やジッパーの設計も日々の使い勝手を意識しており、行動中の小物出し入れがスムーズです。
また、素材の耐摩耗性も高く、岩や藪の擦れでも破れにくいとの評価が多い点は信頼できます。

一方で、価格は高めです。
軽量化のトレンドと比べると、同容量でもやや重めと感じるユーザーもいます。
また、フィット感は優れている反面、「日本人にはサイズ調整で微妙なズレが出る」というレビューもあり、試着推奨です。

総評として、GREGORYは「本格ハイキング〜縦走まで安心して使える背負い心地重視派向け」。
耐久性・機能性・肩腰の負担軽減は高評価ですが、「価格・重量・サイズ感」は用途や体型で評価が分かれるポイントです。

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