【アウトドアブランド辞典】Berghaus(バーグハウス)|革新と信頼を追求する英国アウトドアの雄

Berghaus(バーグハウス)|革新と信頼を追求する英国アウトドアの雄 アウトドアブランド辞典
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Berghaus(バーグハウス)

項目詳細
設立1966年
創業者ピーター・ロッキー、ゴードン・デイビソン
イギリス
本社イギリス サンダーランド
コンセプト「人生の最高の瞬間はアウトドアにある。その体験を妨げるものは何もないはずだ」という哲学

ブランドストーリー

Berghaus(バーグハウス)は、1966年にイギリスのニューカッスルで、熱心な登山家であったピーター・ロッキーゴードン・デイビソンによって設立されました。
彼らは、当時のアウトドアギアに満足できず、「自分たちが本当に使いたいギアがないのなら、自分たちで作ろう」という情熱から、まずはアウトドアショップ「LD Mountain Centre」をオープン。
その後、自らのブランドとしてドイツ語で「山の家」を意味する「Berghaus」を立ち上げました。

ブランドの歴史は、数々の革新的な製品開発によって彩られています。
1970年代には、現在のバックパックの原型ともいえる世界初の内部フレーム付きバックパック「Cyclops(サイクロプス)」を開発。
さらに、1977年にはヨーロッパでいち早くGORE-TEX(ゴアテックス)素材をアウトドアウェアに採用し、その防水透湿性能を世に広めました。
1980年代には、伝説的な登山家サー・クリス・ボニントンと共に過酷な遠征を支える「Extrem」シリーズを展開し、その信頼性を確立。
1986年には、その後のアウトドアジャケットのアイコンとなる「Trango(トランゴ)」ジャケットを発表するなど、常にアウトドアギアの進化を牽引してきました。

Berghaus(バーグハウス)|革新と信頼を追求する英国アウトドアの雄

主な製品と特徴

Berghausの製品は、その高い機能性と革新性で知られています。以下に代表的な製品と技術を挙げます。

  • Cyclops(サイクロプス): 1974年に発表された世界初の内部フレーム付きバックパック。背負い心地と安定性を飛躍的に向上させ、現代のバックパックデザインに大きな影響を与えました。
  • Trango(トランゴ): 1986年に登場したアイコニックな防水ジャケット。鮮やかなカラーブロックデザインと高い機能性で、当時の登山シーンを象徴する存在となりました。
  • Yeti Gaiters(イエティ・ゲイター): 登山靴を完全に覆うことで、雪や水の侵入を徹底的に防ぐ革新的なゲイター。その独特な形状は、多くの登山家から支持されました。
  • Hydrodown(ハイドロダウン): 水に濡れても保温性を維持する撥水ダウン技術。従来のダウンの弱点を克服し、悪天候下での使用を可能にしました。
  • Gemini(ジェミニ): フリースをジップで連結できる世界初の3-in-1ジャケット。気候や活動内容に応じてウェアを調整できる汎用性の高さが特徴です。

これらの製品は、「Get out. And stay out.(外に出て、外に留まる)」というブランド哲学を体現しており、ユーザーがどんな環境でも快適に活動できるよう設計されています。

Berghaus(バーグハウス)|革新と信頼を追求する英国アウトドアの雄

ブランドの影響力と市場での位置づけ

Berghausは、イギリスを代表する本格派アウトドアブランドとして、世界中の登山家やアウトドア愛好家から絶大な信頼を得ています。
その影響力は、GORE-TEXの早期採用内部フレームパックの開発など、アウトドア業界の技術革新に大きく貢献してきた点にあります。
これらの技術は、現在では多くのブランドで採用されるスタンダードとなっています。

近年では、その高い機能性と洗練されたデザインが評価され、「アーバンアウトドア」のトレンドにも乗り、ストリートファッションの分野でも注目を集めています。2024年には売上が大幅に増加し、市場シェアも拡大。トップクラスのアウトドアブランドとしての地位を確固たるものにしています。
また、製品の耐久性無料修理サービス「Repairhaus」を通じて、サステナビリティへの取り組みも積極的に行っています。

Berghaus(バーグハウス)|革新と信頼を追求する英国アウトドアの雄

独断総評:購入の前に

Berghausは、「本物」を求めるアウトドア愛好家にとって、非常に魅力的なブランドです。特に、その防水・透湿技術バックパックの背負い心地には長年の実績と定評があり、過酷な環境下での信頼性は抜群です。
ウェアやギアを数シーズン使うと、圧倒的な品質と耐久性、そして機能美を追求したデザインが最も印象に残ります。
防水シェル(特にGORE-TEXモデル)は、長時間の雨中行動でも内部をドライに保ち、台風並みの降雨でも安心感があります。
立体裁断やアジャスターなどの設計が合理的で、アクティブな山行〜トレッキングでも動きやすく、フィールドでも街でも使える汎用性は好評です。
また、バックパックや小物類も堅牢で、日常〜週末キャンプまで幅広く使える点も評価されています。

近年では、過去のアーカイブ製品を復刻した「Icons Collection」なども展開されており、ファッションアイテムとしても高い評価を得ています。

購入を検討する際の注意点としては、本格的な登山やアウトドアアクティビティを想定したモデルが多いため、ライトユーザーにとっては価格はやや高め、オーバースペックに感じる場合があるかもしれません。
また、サイズ感は海外(イギリス)基準であるため、可能であれば試着をしてからの購入をおすすめします

総評として、「実用性・防水性・日常〜アウトドアの汎用性を重視するユーザー向け」。
雨天対応や信頼性は高評価ですが、「価格・軽量性・デザイン性」は用途や好みによって評価が分かれるポイントです。
しかし、その信頼性と歴史、そして環境への配慮を考えれば、長く付き合える価値のある逸品が見つかるはずです。

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