【アウトドアブランド辞典(素材)】DROPTECH®(ドロップテック) | 帝人が贈る、未来を弾く超撥水の極致

DROPTECH®(ドロップテック) | 水滴が玉となり、未来を弾く。帝人が贈る、超撥水の極致。 アウトドアブランド辞典
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DROPTECH®(ドロップテック)

ブランド名DROPTECH®(ドロップテック)
運営会社帝人フロンティア株式会社
ブランドのコンセプト「水を滑らせ、雨を弾く」
驚きの撥水力と持続性の両立
創業者創業者:秦 逸三(はた いつぞう)氏
帝人フロンティア開発チーム
設立年1869年(竹村藤兵衛商店による原綿・綿糸・綿布の取引開始)
2012年10月1日(NI帝人商事と帝人ファイバーが統合)
本社大阪府大阪市北区
東京本社(東京都千代田区)

ブランドストーリー

DROPTECH®(ドロップテック)は、日本の繊維業界を牽引する帝人フロンティア株式会社が開発した、次世代の超撥水素材です。
その誕生の背景には、長年培われてきた帝人の高度なポリエステル加工技術と、現代のアウトドア・ワークシーンにおける「快適性の再定義」がありました。

従来の撥水加工は、生地表面に薬剤をコーティングする手法が一般的でしたが、これには「通気性の低下」や「洗濯による性能劣化」という課題が常に付きまとっていました。
帝人フロンティアはこの課題に対し、蓮の葉の構造から着想を得たナノレベルの微細構造を生地表面に形成する技術を確立。
これにより、水滴が生地に触れた瞬間に球体となって転がり落ちる、驚異的な撥水性能を実現しました。

「ただ水を弾くだけではない。その性能が日常のあらゆるシーンで長く続くことこそが、真の技術革新である。」

この信念のもと、DROPTECH®は単なる機能素材の枠を超え、ワークウェアからスポーツ、タウンユースに至るまで、日本の「撥水」のスタンダードを塗り替える存在へと成長を遂げたのです。

DROPTECH®(ドロップテック) | 水滴が玉となり、未来を弾く。帝人が贈る、超撥水の極致。

主な製品と特徴

DROPTECH®の最大の特徴は、その圧倒的な撥水スピードと持続力にあります。
生地表面に施された特殊な凸凹構造が、水滴との接触面積を極限まで減らすことで、雨や泥水を文字通り「弾き飛ばし」ます。

  1. 超撥水性能: 水滴が玉のように転がり、生地が濡れる隙を与えません。
  2. 優れた通気性: メンブレン(防水膜)を使用しない加工のため、衣服内の蒸れを効率よく逃がし、激しい動きでも快適さを保ちます。
  3. 高い耐久性: 帝人の独自技術により、家庭用洗濯機での繰り返し洗濯後も高い撥水性能を維持します。
  4. 防汚効果: 水性汚れが付きにくく、付着しても容易に拭き取ることが可能です。

特に、作業服大手のワークマン(WORKMAN)との連携により、ゴルフパンツやレインウェアに採用されたことで、その高性能が一般消費者に広く知れ渡ることとなりました。
プロの現場で求められる過酷な耐久性と、日常で使いやすい快適さを両立している点が、多くのユーザーから支持される理由です。

DROPTECH®(ドロップテック) | 水滴が玉となり、未来を弾く。帝人が贈る、超撥水の極致。

ブランドの影響力と市場での位置づけ

DROPTECH®は、日本の機能性素材市場において「高機能の民主化」を象徴する存在です。
かつて、これほどの超撥水性能を持つ素材は高価な本格登山ウェアに限られていましたが、帝人フロンティアの量産技術とワークマンなどの流通網が結びついたことで、誰もが手軽にその恩恵を受けられるようになりました。

市場における位置づけとしては、ゴアテックスのような「完全防水」とは異なる、「高通気・超撥水」という独自のカテゴリーを確立しています。
特に、小雨程度の天候下でのアクティビティや、汗による蒸れを嫌うスポーツシーンにおいて、その優位性は揺るぎないものとなっています。

また、環境負荷の低減にも配慮されており、持続可能な社会を目指す帝人グループの姿勢を体現するプロダクトとして、国内外のブランドから熱い視線が注がれています。

独断総評

DROPTECH®を一言で表すなら、「日本の技術力が生んだ、コスパ最強の魔法の布」です。
初めてこの素材に水を垂らした時の衝撃は忘れられないと思います。
水滴がまるで生き物のように生地の上を滑り落ちていく様は、まさに快感です。

特筆すべきは、その「実用性の高さ」です。
高機能素材にありがちな「扱いにくさ」が一切なく、普段着と同じ感覚でガシガシ洗えて、それでいて撥水力が落ちにくい。
この「道具としての信頼感」こそが、帝人というメーカーの誠実さを物語っています。

「雨の日が少しだけ楽しみになる」。そんなポジティブな変化を日常にもたらしてくれるDROPTECH®は、現代の多忙な現代人にとって、最も身近で頼もしい相棒と言えます。

メリットとして、
耐久撥水性が高く、小雨や霧雨に強い(日常使いや秋〜春のライトアウトドアに安心)
防風性と保温性のバランスが良いため、寒風下でも快適さをキープできるという体験談が多いです。
・価格帯も比較的手頃なアイテムが多く、コスパ重視派でも取り入れやすいです。

一方、
・DROPTECH®は本格防水(完全防水)ではないため、強雨や長時間の豪雨にはレインギアとしては不十分という意見が散見されます。
・透湿性についての明示的なスペック表記が乏しく、蒸れ感が気になるというレビューもあり、激しい運動・多汗時には不満を感じることもあります。
・耐久撥水といえど、摩耗や長期使用で撥水性が弱まることもあり、定期的な撥水ケアが望ましいです。

総評として、DROPTECH®は「日常〜ライトアウトドア(ハイク・キャンプ・散策)に適した耐久撥水+防風素材」。
小雨対応・風よけ・快適性のバランスは高評価ですが、「本格防水・透湿性・激しい雨対応」は用途によって評価が分かれるポイントです。

DROPTECH®(ドロップテック) | 水滴が玉となり、未来を弾く。帝人が贈る、超撥水の極致。

購入の前に

DROPTECH®の性能を最大限に引き出し、長く愛用するためには、いくつかの注意点があります。

  • 柔軟剤の使用を避ける: 柔軟剤に含まれる成分が生地表面の微細構造を覆ってしまうと、撥水性能が著しく低下します。
    洗濯の際は、中性洗剤のみを使用することをお勧めします。
  • 熱による回復: 撥水力が弱まってきたと感じたら、アイロン(低温・あて布使用)やドライヤーで軽く熱を加えることで、倒れた微細構造が立ち上がり、撥水性能が回復する場合があります。
  • 完全防水ではない: DROPTECH®はあくまで「撥水」素材であり、長時間の豪雨や水圧がかかる状況では浸水する可能性があります。
    用途に合わせて、完全防水のレインウェアと使い分けるのが賢明です。

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