photo by Phillip Pessar
1935年 ウィスコンシン州ミルウォーキー「JC Penney社プレス写真」
BIGMAC 80年代 デニム生地 カバーオール
肩から腕にかけての色抜けも、年数を感じさせる味わい深いものがあります。
ライニング(裏地)素材には、リサイクル素材のブランケットが使用されています。
コストを抑えた素材と保温性の両立は、ワークウェアならではです。
コーデュロイの襟と「BIGMAC」の刻印の入ったボタン。
フラップ付きの胸ポケット。
ボタンはスナップボタンが使用されています。
カンヌキ(バータック)
袖口、ポケットの縁には、太目の糸で補強ステッチが施されています。
赤やオレンジのステッチはデザイン的にもアクセントとなっています。
シーム(縫い目)箇所は、タフなワークウェアの証“トリプルステッチ”が施されています。
素材やシルエットが現代的にバージョンアップされた使いやすいBIG MACのカバーオールです。
ブランド名:BIGMAC/ビッグマック(JCペニー社) 商標登録年:1922年 創業者:ジェームズ・キャッシュ・ペニー氏(JCペニー社) 国:アメリカ合衆国 1902年、ジェームズ・キャッシュ・ペニー氏がチェーンストアである「Golden Rule」の三軒目を、自己出資でオープンさせたのが始まりである。
後に「Golden Rule」の経営権を買い取り、社名を「J.C.Penney Company」に改め、現在ではアメリカを代表するゼネラルマーチャンダイズストア(大型ショッピングセンター)に成長しています。
「BIGMAC/ビッグマック」 は、1922年に商標登録をしたJCペニー社のプライベートブランドの一つです。
ワークウェアを中心としたカジュアルな衣類が多く生産されました。
“柔らかい風合いや色使いに特徴があるフランネルシャツ”などに代表されるJCペニー社製の古着は、年代に応じてヴィンテージ古着ファンの間で人気が高いです。