芝生の上の羊
WOOLRICH 細身シルエットのPコート
Pコート(ピー・コート)
イギリス海軍の艦上用軍服が一般化したコートです。
リーファーカラー(ダブル・ブレストの大きな襟)や、マフ・ポケットが特徴。
大きめのボタンに錨(いかり)をあしらったものが多い。
海上での風向きによって、前合わせを変えることができる“二列のボタン”も特徴です。
マフ・ポケット(ハンドウォーマー・ポケット)
手を温めることができるように、縦に切り込みの入っているのが特徴です。
太めの袖ベルトは、お洒落なアクセントになっています。
裏地は暖かい起毛素材です。
バック裾のセンターベント
細身のシルエットで、すっきりとした印象を与えてくれます。
風の進入を防いでくれるチンストラップ
不要時は、もう一つ横のボタンで襟下に隠れた収納が可能です。
180年以上の歴史を持つアメリカ最古のアウトドアブランド“WOOLRICH/ウールリッチ”のファー付き フーデッドダウンジャケット
ブランド名:WOOLRICH/ウールリッチ 設立:1830年 創業者:ジョン・リッチ(2世)氏 国:アメリカ合衆国 1830年、ペンシルバニア州ブラムランで、イギリス移民のジョン・リッチ氏がアメリカ初の毛織工場を建設したのが始まりです。
当初は馬車による生地の行商を行っていましたが、次第にソックスや膝掛けなどの自社製品を手がけるようになります。
1846年、ミシンの発明をきっかけに衣類の製造販売を開始、南北戦争時には北軍に衣料品を納めるなど、手がける製品の種類が増えていきます。
その後、第二次世界大戦時の膨大な受注をこなし、“原料から製品までの一貫生産を行う、最も信頼ある会社である”とアメリカを代表するブランドに成長しました。
代表作としては、1970年代に開発された「アークティックパーカー」。
石油と天然ガスの一大生産基地であるアラスカから、アメリカへ石油を送るパイプライン(アラスカ横断パイプライン)を引く際に、極寒地用のワークウェアとして開発されました。
後に、イタリア名門サッカーチーム“A.Cミラン”のベンチウォーマーに採用されたことで、現在に至る世界的ヒット商品となっています。
ハンティング時、ハンター同士の誤射を防止するために、赤と黒のチェック「バッファーローチェック柄」を発明したことでも有名です。
現在も、ウール製のシャツやジャケットに多く採用され、アメリカンカジュアルを代表するデザインの一つとして位置づけられています。